子宮筋腫の診断方法

子宮筋腫とは

子宮筋腫は、子宮内部の細胞が異常に増殖してできる腫瘍で、ほとんどが良性です。35歳以上の女性の約25%が子宮筋腫を持っていると推定されています。年に一度の婦人科検診が最も確実な発見手段です。

診断のステップ

  1. 月経状態の確認:月経が通常より多くなる、月経間や性交後に出血がある、閉経後に出血がある場合は、子宮筋腫の可能性があります。

  2. 妊娠の有無を確認:不妊の原因として子宮筋腫が関与することがあります。

  3. 腹部の腫れ・しこりを自己チェック:仰向けに寝て、指先で子宮周辺や上部に腫瘤や膨らみがないか触診します。

  4. 骨盤検査(診察):経験豊富な産婦人科医が触診で子宮の異常を感じ取ります。異常が疑われれば追加検査を指示します。

  5. 超音波検査:妊娠時の胎児評価と同様に、子宮内の腫瘤を非侵襲的に確認できます。放射線を使用しないため、X線に代わる主流の検査です。

  6. 子宮造影検査(HSG):子宮内に造影剤を注入しX線撮影する方法で、粘膜下筋腫の診断に有用です。

  7. 腹腔鏡検査:腫瘍が卵巣にあるか子宮にあるかを直接確認する必要がある場合に実施します。

  8. 腹腔鏡の手技説明:臍部からスコープを挿入し、医師が子宮、卵管、卵巣を直接観察します。

  9. 子宮鏡検査・子宮掻爬術(D&C):スプーン状の器具で子宮内腔を観察し、必要に応じて組織を採取します。

これらの検査を組み合わせることで、子宮筋腫の有無や位置、サイズを正確に把握し、適切な治療方針を決定できます。

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