循環ショックにはどのような3種類がありますか?
循環ショックは血液循環が著しく低下する緊急状態で、主に3つのタイプに分類されます。
1. 低血容量性ショック(ヒポボリミックショック)
原因
- 出血:血液が循環系から失われる
- 体液喪失:脱水、やけど、下痢、嘔吐など
臨床所見
- 循環血液量の急激な減少
- 血圧低下と頻脈
- 皮膚が冷たく、蒼白で湿潤
- 尿量減少
2. 心原性ショック(カーディオジェニックショック)
原因
- 急性心筋梗塞
- 重度の心不全
- 致死的な不整脈
臨床所見
- 心拍出量の急激な低下
- 低血圧と脈拍異常(速い、または弱い)
- 意識障害:混乱や方向感覚の喪失
- 呼吸困難や体液過剰
3. 分配性ショック(ディストリビューシブショック)
原因
- 敗血症:生命を脅かす全身感染症
- アナフィラキシー:重度のアレルギー反応
- 神経原性ショック:自律神経機能障害
臨床所見
- 全身性血管拡張と低血圧
- 頻脈、皮膚が温かく紅潮
- 呼吸数増加(頻呼吸)
