ホルターモニターの装着手順と注意点
ホルターモニターは、患者が日常生活を送りながら24時間心拍を連続記録できる携帯型心電図装置です。めまいや動悸、失神などの症状と心電図データを結びつけることで、診断精度が向上します。標準的な心電図は1分程度の記録に対し、ホルターモニターは1日中の変化を捉える点が大きな違いです。
必要なもの
- アルコール綿
- 電極とリードケーブル
- ホルターモニター本体
装着手順
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患者にはテスト期間中(24時間)にゆったりした服を着用してもらうよう伝えます。ボタン付きのシャツやブラウスが電極の上に乗せやすく、テスト中はシャワーを浴びないよう指示します。また、電気シェーバーやヘアドライヤー、電動歯ブラシ、強力な磁石や金属探知機、電気毛布など、心電図信号に干渉しやすい機器の使用は避けるよう注意します。
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胸部の毛が電極の付着を妨げる場合は、毛がある箇所だけをシェーバーで軽く剃ります。その後、電極を貼付する部位(胸骨上部、胸の左右、胸骨下部)をアルコール綿で消毒します。
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電極のリードケーブルをホルターモニターに接続し、装置の電極設定を「5」に設定します。患者は腕を自然に下ろした状態で電極を皮膚に貼り付けます。
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患者が服を着る際に電極が外れないよう補助します。粘着は数分で固定されるため、電極が外れる心配は少なくなります。ホルターモニターは肩ベルトまたはウエストベルトで固定し、トラブル時の連絡先を伝えておきます。
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テスト期間中は患者に活動日誌をつけてもらい、活動内容や時間、めまい・不整脈・胸部不快感・感情の変化などを記録させます。24時間終了後は電極の除去方法を指示するか、必要に応じて診療所での除去を手伝います。
