心房・心室中隔欠損症の主な症状
心臓は上下2つずつ、計4つの部屋(心房と心室)からなり、壁(中隔)で区切られています。中隔欠損症は、この壁に穴が開く先天性の疾患で、心房中隔欠損(ASD)や心室中隔欠損(VSD)があります。子どもでも大人でも、息切れや外見の変化などの症状が現れます。
チアノーゼ(皮膚の青紫色変化)
血液中の酸素が不足すると、唇や指先、足の裏などが青くなることがあります。特に乳幼児や子どもに見られ、見た目が不安になるため、早期の医師受診が必要です。
皮膚色の変化
中隔欠損症のある人は、顔色が蒼白になることがあります。白人は青白く、他の人は灰色がかることも。濃い肌色の人でも手のひらや足の裏が薄くなるなど、色の差が目立ちます。
過度な発汗
成人でよく見られる症状で、安静時でも汗が出やすく、常に湿った髪や赤ら顔になることがあります。涼しい環境を求めるようになることもあります。
倦怠感(疲れやすさ)
子どもは朝や午後に眠気が強く、長時間の昼寝が必要になることがあります。学校の友達と比べてすぐに疲れることが多く、大人でも運動耐性が低下し、長時間の仮眠や疲労感を訴えます。
頭痛・偏頭痛
中隔欠損症の患者は頻繁に頭痛を訴えることがあり、欠損を手術で修復すると頭痛が軽減または消失するケースも報告されています。頭痛と中隔欠損の関係は現在も研究中です。
