プラークが蓄積する原因とは?
プラークについて
プラークはコレステロール、脂肪、カルシウムなど体内の物質が混ざり合ってできたもので、時間とともに動脈壁に付着し血管を狭めます。プラークがはがれ血管を塞ぐと心筋梗塞、脳卒中、肺塞栓症などの重篤な症状が起こります。また、動脈壁が弱くなり動脈瘤が形成され、破裂すれば致命的です。
高血圧
米国では約6500万人が高血圧を抱えており、診断を受けているのは約70%です。血圧が140/90 mmHg以上になると、動脈壁にプラークがたまりやすくなり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。
高コレステロール
血中のコレステロールは細胞膜やホルモン、神経細胞の構成に不可欠ですが、過剰になると動脈が狭くなります。特にLDL(悪玉コレステロール)が高く、HDL(善玉コレステロール)が低いとプラークが蓄積しやすくなります。LDLは130〜160 mg/dL未満、糖尿病や心疾患がある場合は100 mg/dL未満が目安です。総コレステロールが300 mg/dL近くになると心筋梗塞リスクが2倍以上に上昇します。
喫煙
タバコの一酸化炭素は血液中に取り込まれ、動脈壁を傷つけプラーク形成を促進します。既に血管が狭い場合、血管収縮がさらに血流を減少させます。また、喫煙はHDLを低下させ、血液凝固を促すため、心臓病や脳卒中のリスクが高まります。
食生活と運動不足
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含む赤肉、チーズ、バター、クリームなどの摂取はプラーク蓄積と関連しています。飽和脂肪、コレステロール、ナトリウムを控え、果物・野菜・全粒穀物を中心とした食事がリスク低減に有効です。
運動不足も動脈硬化を促します。週に5〜6日、30〜60分の有酸素運動を行うことでコレステロールと血圧を改善し、プラーク形成を抑えられます。
糖尿病
糖尿病患者は、特に女性で動脈硬化のリスクが2〜6倍に上昇します。糖尿病はプラークの蓄積を早期かつ重度に進行させます。
肥満
肥満は心臓へ血液を供給する動脈にプラークがたまりやすくします。特に内臓脂肪は高血圧、コレステロール上昇、2型糖尿病を引き起こし、動脈硬化の危険因子となります。体重を5〜10ポンド(約2〜4.5kg)減らすだけでも血圧とコレステロールが改善し、リスクが低下します。
