拡大した心臓(心肥大)の診断方法

心肥大の症状と原因

心肥大(拡大した心臓)の症状は、動悸やパニック発作から心不全まで多岐にわたります。運動選手の心臓が大きくなる「アスリートハート」とは異なり、心肥大は心筋が過度に働くことで壁が厚くなったり、心疾患により弱くなったりします。主な原因としては、高血圧への過剰な代償、血管拡張、心筋への血流不足(心筋梗塞)などがあります。

診断手順

  1. 胸部X線検査:心臓が周囲臓器と比べて大きいかを確認します。
  2. 心電図(ECG):皮膚に装着したパルスモニターで心拍リズムの異常を検出します。
  3. 超音波心エコー検査:音波で心室や心房のサイズを画像化し、高血圧や筋肉損傷などの原因を特定します。
  4. 血液検査:トロポニンなど心筋損傷を示す酵素や、アミロイド沈着(アミロイドーシス)を調べます。また、類似症状を示す他の疾患も除外します。
  5. 心臓カテーテル検査:大腿動脈からカテーテルを挿入し、心内圧測定や冠動脈造影を行います。必要に応じて心筋の生検も実施します。

まとめ

心肥大は早期発見と適切な検査が重要です。症状が疑われる場合は、上記の検査を受けることで原因を明らかにし、適切な治療へとつなげましょう。

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