心エコー検査は何のために行うのか?

目的

心エコー検査(心エコー図)は、心臓の各部位の働きや構造、弁の状態、血流を評価するために行われます。定期健診の一環として心機能を確認したり、胸痛・動悸・倦怠感といった症状の原因を探る際に有用です。心疾患や弁膜症の有無、治療効果の確認にも利用されます。

検査前の準備

検査当日は普段通り食事や服薬を行い、上半身がゆったりとした服装で受診してください。検査室ではガウンに着替えて胸部が露出できる状態にします。特別な絶食や水分制限は通常必要ありません。

検査の流れ

検査時間は約45分から1時間です。超音波技師が胸に電極パッドと超音波ジェルを塗布し、トランスデューサー(探触子)で心臓の画像を取得します。画像が不鮮明な場合は、造影剤を注射して心臓をはっきり映し出すことがあります(経胸壁心エコー)。

その他のエコー検査の種類

経食道心エコー:トランスデューサーを食道に挿入し、肺や胸壁の影響を受けずに心臓を近距離で撮影します。
負荷心エコー:運動(自転車エルゴメーターやランニング)や薬剤(ドブタミン、アデノシン)で心拍数を上げ、ストレス時の心機能を評価します。
血管内超音波(IVUS):カテーテルを通じて心臓や血管内部から直接画像を取得します。

検査後の対応

検査結果は医師がその場または直後に説明し、必要に応じて追加の診察や薬剤を指示します。特に問題がなければ、すぐに通常の生活や食事、服薬に戻れます。ジェルや電極パッドに対するアレルギー反応が出た場合は、速やかに医師へ連絡してください。

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