米国心臓協会(AHA)の冠動脈性心疾患リスク要因に関する科学的見解
リスク要因の分類
米国心臓協会(AHA)は、冠動脈性心疾患(CHD)のリスク要因を「主要リスク要因」と「付随要因」の2つに分けています。主要リスク要因は科学的研究でリスク増大が確認されており、付随要因は影響が明確に定義されていません。
主要リスク要因
主要リスク要因はさらに「変更可能」か「変更不可能」に分かれます。リスク要因が多いほど、また各要因の程度が高いほど、CHDを発症する確率は上がります。
変更不可能な要因
- 性別:男性は女性に比べ心筋梗塞のリスクが高い。
- 年齢:死亡者の大半は65歳以上。
- 遺伝・家族歴:心疾患の家族歴や特定の民族的背景があるとリスクが上昇。
変更可能な要因
- 喫煙:リスクが2〜4倍に増加。
- 高コレステロール血症
- 高血圧
- 糖尿病
- 肥満
付随要因
- ストレス:過食や喫煙の増加を招く可能性があります。
- 過度のアルコール摂取
世界的な影響
世界保健機関(WHO)は、心血管疾患(主に心筋梗塞と脳卒中)が毎年約1,700万人の命を奪っていると推計しています。
