身体活動不足と心臓病
身体活動は全身の健康に欠かせません。運動は気分や見た目を良くし、心臓を健康に保ちます。年齢や性別に関係なく、すべての人にとって身体活動は重要です。
事実
身体活動が不足すると、心臓病になるリスクが高まります。米国ニューヨーク州保健局は、身体活動を「週3〜4回、30〜60分の有酸素運動」と定義していますが、米国民のたった15%しか定期的に激しい運動を行っていません。この低い運動率が、心臓病が米国で死亡原因の第一位である理由の一つです。
統計
肥満は米国で深刻な問題です。米国保健福祉省のデータによると、1999年時点で成人の61%が肥満または過体重と報告されています。体重が10〜20ポンド(約4.5〜9kg)増えるだけで、女性の心臓病リスクは1.25%、男性は1.6%上昇します。体重が増えるほど、心臓病リスクも高まります。
予防
米国心臓協会は、健康な成人は「週にほぼ毎日、少なくとも30分の中強度から高強度の有酸素運動」を行うことを推奨しています。最大心拍数の50〜85%を目指すと効果的です。おすすめの有酸素運動例は、ハイキング、早歩き、階段昇降、ランニング、ジョギング、ローイング、サイクリング、水泳、サッカー、バスケットボールなどです。中強度の活動(庭仕事、散歩、ダンス、家事、テニス、ラケットボール、タッチフットボールなど)でも健康効果があります。自身に適した運動は、必ず医師と相談してください。
食事
運動と併せて、バランスの取れた食事も重要です。コレステロールやトランス脂肪、飽和脂肪の摂取は控え、オリーブオイルやキャノーラ油などの心臓に良い油を使用しましょう。低脂肪のたんぱく源(スキムミルク、卵白、魚、皮なし鶏肉、赤身肉、大豆製品、豆類)を毎日適量摂取し、フレッシュな果物や野菜を中心に食べます。ココナッツや揚げ物、クリームソースの野菜、シロップ漬けの缶詰は避けましょう。
高齢者
高齢者は若年層に比べて心臓病のリスクが大きくなります。American Journal of Public Health の調査によれば、64歳以上の座りがちな男性は、同年代の活動的な男性の約2倍の心臓病リスクがあります。高齢者もハーブ園の手入れや友人との散歩など、何らかの身体活動を日常に取り入れることが大切です。運動は気分を改善し、寿命を伸ばす可能性があります。
