心臓薬の副作用と対策

処方薬は多くの心臓疾患の治療に有効ですが、薬によっては軽度から重度の副作用が出ることがあります。副作用が利益を上回り、臓器に永久的なダメージを与える場合もあります。医師は副作用について説明し、服用中は定期的に経過観察を行います。

ベータブロッカー

  • ロペッサーやインデラルなどのベータブロッカーは血圧を下げる目的で使用されますが、手足の冷感、睡眠障害、うつ状態、倦怠感、徐脈、喘息、勃起不全などの副作用が報告されています。糖尿病患者は血流障害が悪化しやすいため、医師は特に注意して処方を検討します。

利尿薬

  • ラシックス、バムエックス、ディュリルなどの利尿薬は余分な水分を排出して血圧を下げますが、血中カリウム濃度の低下により足の痙攣、倦怠感、脱力感が起こります。糖尿病患者では血糖値の上昇が見られることがあるため、食事指導やインスリン調整が必要になることがあります。

カルシウム拮抗薬

  • ノルバスク、プレンディル、カルディゼムLA、カルデンなどは血圧降下や心拍数の調整に使われますが、便秘、頭痛、頻脈、発疹、眠気、ほてり、吐き気、足や下肢のむくみといった副作用が報告されています。

ACE阻害薬

  • バソテック、ゼストリル、プリノビルなどは高血圧や心臓病の治療に用いられます。皮膚発疹、乾いた咳、味覚障害、重篤な場合は腎機能障害や組織浮腫(生命に関わることも)を引き起こすことがあります。

アルファ遮断薬

  • カルデュラ、ミニプレス、フロマックスなどは血管を拡張し血流を改善しますが、他の薬剤の効果を増減させたり、血圧低下によるめまい・失神、頭痛、吐き気、倦怠感、心拍の激しい動悸などが生じることがあります。

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