徐脈と心タンポナーデの関係を理解する
心タンポナーデの典型的所見
心タンポナーデは、心嚢内に液体がたまり心臓が圧迫される状態です。典型的には低血圧、頻脈、頸静脈怒張、心音減弱(ベック三徴)が見られます。
徐脈は必ずしも主要所見ではない
徐脈は心タンポナーデの必須症状ではなく、まれにしか観察されません。出現した場合は、迷走神経トーンの上昇や低酸素による心筋抑制が原因と考えられます。
診断のポイント
徐脈がなくても心タンポナーデの可能性は排除できません。診断は血行動態の評価や心エコーなど、他の臨床所見と画像検査を総合的に判断して行います。
