胃酸が食道に逆流する胃食道逆流症(GERD)とは異なり、胆汁が肝臓から胃や食道へ逆流するのが胆汁逆流です。症状は似通っていることがありますが、胆汁逆流特有のサインもあります。
上部腹部の焼けつくような痛み
胆汁逆流の最も顕著な症状は、胸の真ん中や上部腹部に強い焼けるような痛みが生じることです。胸焼けに似ていますが、より深部に感じられることが多いです。
吐き気と嘔吐
胆汁が食道や胃にたまると、頻繁に吐き気を催し、場合によっては胆汁を含んだ嘔吐が起こります。嘔吐が続くと脱水や栄養不足につながります。
体重減少
繰り返す嘔吐や食欲不振、全体的な体調不良により、意図しない体重減少が見られることがあります。これは胆汁逆流の重要な警告サインです。
胸焼け
胸焼けは胆汁逆流でもよく見られる症状です。口の中に酸っぱい味が残ることもあり、食後に特に強く感じられます。
咳や声がかすれる
胆汁が食道や喉に長時間滞留すると、慢性的な咳や声がかすれる症状が現れます。これらは呼吸器系への刺激によるものです。
