前期高血圧(プレハイパーテンション)とは?

はじめに

血圧は健康状態を判断する重要な指標のひとつです。米国心臓協会は血圧測定値を5つのカテゴリーに分けており、そのうち「前期高血圧(プレハイパーテンション)」は特に注意が必要です。前期高血圧の人は、将来的に高血圧や重篤な疾患になるリスクが高まります(Mayo Clinic)。

血圧の仕組み

血圧は心臓が血液を動脈に送り出す際の圧力を示します。測定値は上の数値(収縮期血圧)と下の数値(拡張期血圧)の2つで表され、上の数値は心拍時の圧力、下の数値は心拍間の圧力です。

血圧のカテゴリー

血圧は以下の5つに分類されます。

  • 正常血圧
  • 前期高血圧(プレハイパーテンション)
  • ステージ1高血圧
  • ステージ2高血圧
  • 高血圧危機(緊急対応が必要)

前期高血圧の基準

前期高血圧は、血圧が120/80 mmHg 以上 139/89 mmHg 以下の範囲にある状態です。ステージ1は140/90〜159/99、ステージ2は160/100以上、180/110を超えると高血圧危機となります。

前期高血圧の重要性

前期高血圧のまま放置すると高血圧へ移行しやすく、脳卒中、心筋梗塞、心不全などの重大な疾患リスクが上昇します。食事改善、定期的な運動、体重管理、禁煙、適度な飲酒、ストレス管理といった生活習慣の見直しが予防に効果的です。

統計データ

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国成人の約25%が前期高血圧、30%超が高血圧です。2006年だけでも高血圧が原因または関与した死亡者は32.6万人に上ります。

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