Coreg CR(カルベジロール)による副作用

Coreg CR(カルベジロール)は、ベータ遮断薬に属する処方薬で、徐放性製剤です。少量ずつ薬剤が放出され、心臓への負荷を軽減し、高血圧やうっ血性心不全の治療に用いられます。しかし、一部の患者では副作用が現れることがあります。

低血圧

軽度の心不全患者の約10%、重度の患者では約15%が低血圧を起こし、約3%が失神に至るほど血圧が低下します。副作用は治療開始後30日以内に起こりやすいです。

徐脈(低心拍数)

約0.5%の患者で心拍数が55回/分未満に低下し、徐脈が見られます。医師はこの場合、投薬量を調整します。

むくみ(浮腫)

治療開始後3か月以内に約3%の患者でむくみが悪化し、うっ血性心不全が進行することがあります。手足の腫れとして現れます。

呼吸器系症状

咳、鼻づまり、咽頭炎などの呼吸器症状が報告されています。

腎機能障害

稀に腎不全や腎機能低下が起こります。頻尿減少、背部や側腹部の痛み、けいれんが症状です。薬剤中止で回復することが多いです。

過敏症・アレルギー反応

重篤なアレルギー反応はまれですが、アナフィラキシーや血管性浮腫、スティーブンス・ジョンソン症候群などが報告されています。症状が出た場合は緊急医療が必要です。

神経系症状

めまいは約32%、頭痛は約7%の患者で見られます。手足のしびれ、眩暈、眠気、不眠も報告されています。運転は症状が安定するまで控えてください。

消化器系症状

下痢、悪心・嘔吐、歯肉炎、口渇、血便などが約12%の患者で報告されています。

副作用が疑われる場合は、速やかに医師に相談し、必要に応じて投薬量の調整や代替薬への変更を検討してください。

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