高血圧に効くハーブの紹介と注意点
高血圧(ハイパーテンション)と診断された場合は、医師と相談しながら自分に合った治療計画を立てることが重要です。食事(特に塩分の削減)、適度な運動、アルコールの節制、禁煙、必要に応じた降圧薬の服用が基本となります。
ハーブ療法に関心がある場合も、医師に相談した上で取り入れるようにしてください。ハーブはあくまで補助的な手段であり、既存の治療を代替するものではありません。
ニンニク(Garlic)
ニンニクは心血管の健康維持やコレステロール低下、免疫力向上に利用される食材です。含有する硫黄化合物(アリシン)は、血圧をやや下げる効果があるとされています。アリシンはニンニクを刻む、噛む、砕くことで生成されますが、空気や加熱にさらされると分解します。そのため、毎日少量の生ニンニクをそのまま食べるのが最も効果的です。
ホーソン(Hawthorn)
ホーソンは薬効が期待できる低木で、抗酸化物質やフラボノイドを豊富に含みます。フラボノイドは血流を改善し、血管を強化する働きがあります。ホーソンは降圧薬との相互作用は少なく、米国ハーブ製品協会の安全評価でも高評価です。ただし、まれに頭痛、動悸、吐き気が現れた場合は使用を中止してください。ジゴキンやフェニレフリンを服用中の方は、薬剤相互作用の可能性があるため避けるべきです。
タンポポ(Dandelion)
タンポポはカリウム、亜鉛、鉄分に加え、ビタミンC・D・A・B群を含む栄養豊富な植物です。軽度の利尿作用があり、腎臓が塩分と水分を排出しやすくなることで血圧を下げる助けとなります。カプセル、ティー、チンキなどで摂取できますが、キク科の植物(マリーゴールド、菊、ブタクサ)にアレルギーがある方は注意が必要です。胸やけや胆嚢疾患がある方、リチウム、抗生物質、制酸剤を服用中の方は使用を避けてください。
