高血圧(ハイパーテンション)の概要と対策
概要
高血圧は米国で7300万人が罹患している深刻な疾患で、無症状のまま進行する「サイレントキラー」と呼ばれます。定期的な血圧測定と医師の診察で、動脈へのダメージが進む前に発見できます。
識別(Identification)
心臓が血液を送り出すと、動脈内に圧力が生じます。この圧力が高すぎると血管に損傷が起こります。
症状
高血圧の症状として、視力低下、胸痛、頭痛、倦怠感、呼吸困難、意識混濁、血尿、不整脈などがあります。多くの場合は自覚症状がなく、軽い症状でも医師の診察が必要です。
診断
血圧測定値で診断します。上の数値が収縮期血圧、下が拡張期血圧です。140/90 mmHg 以上で高血圧と診断され、複数回測定で確認されます。糖尿病患者は130/80 mmHg 以上で診断基準が緩和されます。
リスク要因
家族歴(心疾患・高血圧・糖尿病)、肥満、運動不足、喫煙、過度の飲酒、塩分過多、飽和脂肪酸の多い食事、違法薬物使用、人種(黒人は白人の約2倍)などが挙げられます。
治療
生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせます。体重管理、塩分制限、バランスの良い食事、定期的な運動、禁煙、飲酒制限が基本です。症状が軽度の場合はまず生活習慣の見直しが推奨されます。
薬物治療では、カルシウム拮抗薬、β遮断薬、利尿薬、ACE阻害薬、ARBなどが用いられます。適切な用量が決まるまで時間がかかりますが、安定すれば3〜6か月に1回の診察で管理できます。
