血圧の測定値とその意味と管理方法
血圧とは
心臓が血液を全身に送り出す際、血管壁にかかる圧力を血圧と呼びます。血圧は動脈の太さや柔軟性、心臓が送り出す血液量によって決まり、食事、薬、感情、体温、姿勢、運動など様々な要因で変動します。
血圧測定の方法
成人(18歳以上)は年に一度は血圧を測定することが推奨されています。測定は非侵襲的で、腕を曲げて袖をまくり、血圧計のカフを肘の上に装着し、空気を入れて測ります。測定中はリラックスした状態で行い、必要に応じて数回繰り返すことがあります。副作用はほとんどなく、一時的なしびれやチクチク感が出る程度です。
測定結果の読み取り方
カフの空気が抜け始めたときに最初に聞こえる拍動音(コロトコフ音)と対応する数値が収縮期血圧(上の数値)です。空気がさらに抜け、最後に聞こえる拍動音が拡張期血圧(下の数値)となります。血圧は「収縮期/拡張期」の形で表記します。
測定結果が示す意味
一般的な基準は収縮期が120mmHg未満、拡張期が80mmHg未満です。120〜139/80〜89mmHgは「正常高値」、140〜159/90〜99mmHgは「軽度の高血圧」、160以上/100以上は「中等度以上の高血圧」と分類されます。逆に収縮期が90mmHg未満、または基準より25mmHg以上低い場合は低血圧とみなされます。
異常な血圧とリスク
高血圧は心不全、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中などの重大な疾患リスクを高めます。低血圧は心不全、脱水、内分泌異常、感染症などの兆候となることがあります。異常な数値が出た場合は速やかに医師に相談しましょう。
