グレープフルーツと高血圧薬:注意すべきポイント
はじめに
グレープフルーツは一部の高血圧治療薬と相互作用し、血中濃度が上昇または低下することで副作用や効果の変化が起こります。服用中の方は必ず医師に相談してください。
主な相互作用と注意点
カルシウム拮抗薬
アムロジピン(ノルバスク)、フェロジピン(プレンドル)、ニフェジピン(アダラート、プロカルディア)、ベラパミル(カラン、ベレラン)などは、グレープフルーツにより血中濃度が上がりやすく、めまい、立ちくらみ、便秘などの副作用リスクが増大します。
ACE阻害薬
エナラプリル(バゾテック)、リシノプリル(プリニビル、ゼストリル)、ラミプリル(アルタセ)などは、グレープフルーツで血中濃度が上昇し、咳やめまい、失神といった副作用が出やすくなります。
ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)
イルベサルタン(アバプロ)、ロサルタン(コザール)、バルサルタン(ディオバン)などは、同様に血中濃度が上がり、めまい、低血圧、立ちくらみのリスクが高まります。
利尿薬
ヒドロクロロチアジド(HCTZ)、フロセミド(ラシックス)、スピロノラクトン(アルダクトン)などは、グレープフルーツによって効果が低下し、体液貯留や血圧上昇が起こりやすくなります。
β遮断薬
アテノロール(テノルミン)、メトプロロール(ロプレッサー)、プロプラノロール(インデラル)などは血中濃度が上がりやすく、心拍数の低下、疲労感、めまいが現れる可能性があります。
安全に摂取するには
グレープフルーツやそのジュースを摂取したい場合は、必ず主治医に相談してください。医師は薬の種類や用量に応じて、摂取を控えるか、投薬量の調整を提案します。
