子宮筋腫の非外科的治療法
子宮筋腫は、女性体内のエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れることで発生します。従来は子宮全摘術などの外科手術が主な治療法でしたが、近年では低侵襲の非外科的治療が多数開発され、手術を回避できるケースが増えています。
子宮動脈塞栓術(UAE)
子宮動脈塞栓術(UAE)は、子宮筋腫への血流を遮断する低侵襲の手術です。細かい粒子を子宮動脈に注入し、筋腫への酸素・栄養供給を止めます。
ハーブ療法
民間療法では、様々なハーブが筋腫の緩和に用いられています。代表的なイソフラボン豊富なレッドクローバーや、ブラックコホシュ、イブニングプリムローズ、レッドラズベリー、ヴィオラ(chaste tree)、セージなどが挙げられます。
GnRH作動薬療法
ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)作動薬(例:ルプロン)は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌を抑制し、筋腫を縮小させ出血を軽減します。手術前の3か月間に投与して手術を容易にすることもあります。
鉄分サプリメント
筋腫による過多月経で貧血が起こりやすいため、鉄分の補給が推奨されます。サプリだけでなく、レバーや緑葉野菜など鉄分豊富な食品の摂取も有効です。ビタミンB12の補給も検討してください。
集束超音波アブレーション(FUSA)
集束超音波アブレーションは、MRIガイド下で高エネルギーの音波(ソニケーション)を筋腫に照射し、熱で組織を破壊する非外科的手法です。
