クッシング症候群の治療法

クッシング症候群(クッシング病)は、コルチゾールホルモンが長期間にわたり高濃度で分泌されることが原因で発症します。治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、コルチゾール産生を抑制する薬剤の投与などがあります。もし他の疾患の治療で副腎皮質ステロイドを使用していることが原因であれば、医師は薬剤を徐々に減量することがあります。

下垂体腺腫

下垂体にできる腺腫(腫瘍)が原因の場合、最も一般的な治療は腫瘍の外科的切除です。

異所性ACTH症候群

下垂体以外の部位にできた腫瘍がACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を産生し、結果として副腎が過剰にコルチゾールを分泌します。このような腫瘍は良性でも悪性でも、外科的に除去されます。腫瘍が悪性の場合は、手術後にがん治療(放射線や化学療法)が行われます。

副腎腫瘍

副腎自体に腫瘍ができた場合は、腫瘍の外科的切除が必要です。場合によっては、両側の副腎全摘出が検討されることもあります。

薬物療法

手術が困難な患者には薬物療法が選択されます。代表的な薬剤にはケトコナゾール、アミノグルテチミド、ミトタンなどがあり、コルチゾールの産生を抑制します。

症状

クッシング症候群の主な症状は、上半身の肥満、丸顔、皮下出血が起こりやすい、創傷治癒が遅い、骨粗鬆症、過剰な体毛、女性の月経不順、男性の不妊などです。放置すると、倦怠感、激しい頭痛、吐き気・嘔吐、病的骨折、糖尿病、高血圧、早期死亡のリスクが高まります。

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