高コルチゾール血症(クッシング症候群)の治療法
必要なもの
- 腺腫除去手術(副腎または下垂体)
- 処方薬(ステロイド合成抑制剤など)
- 副腎全摘出(必要に応じて)
治療手順
-
手術による腺腫除去
副腎に腺腫が認められる場合は手術で除去します。下垂体のコルチコトロピン分泌腺腫(クッシング病)が原因の場合は、診断後に下垂体腺腫の摘出が推奨されます。手術後は一時的にステロイド補充が必要になることがあり、特に両側副腎を除去した場合はヒドロコルチゾンの継続投与が必須です。
-
薬物療法
手術を希望しない、または手術が適さない患者には、コルチゾール過剰産生を抑える薬が使用されます。代表的な薬剤にはメトラポンやケトコナゾールがありますが、効果は限定的であり、定期的な血中コルチゾール測定と副作用の管理が重要です。
-
副腎全摘出
腫瘍が特定できない場合でも、過剰なコルチゾール産生を根本的に止めるために副腎を全摘出することがあります。この手術は最終手段とされ、術後は生涯にわたるステロイド補充が必要です。
