砂糖の過剰摂取がもたらすサインと症状
砂糖は冷蔵庫や食料棚で最も身近にある食品のひとつです。全粒穀物に含まれる複合炭水化物から、白砂糖や加工食品に多く含まれる単糖まで、さまざまな形で摂取します。体は日常的に少量の糖が必要ですが、一度に過剰に摂ると「砂糖オーバードーズ」と呼ばれる状態になり、様々な身体的サインが現れます。
砂糖ハイ(血糖上昇)
砂糖を大量に摂取すると、体が「興奮」したように感じ、手が震える、全身が揺れるなどの症状が出ます。座って静止しているのが難しくなることもあります。
砂糖クラッシュ(血糖低下)
血糖が急上昇すると膵臓は大量のインスリンを分泌し、血糖を急激に下げます。その結果、疲労感、脱力感、イライラ、空腹感が現れ、特に甘いものへの欲求が強くなります。
脂肪への蓄積
余剰の糖はエネルギーとして使われず、脂肪細胞に蓄えられます。繰り返し砂糖オーバードーズを起こすと、脂肪が増える原因となります。
免疫機能の低下
大量の単糖を摂取すると、白血球の働きが弱まり、30分〜5時間の間に感染症にかかりやすくなります。ストレス下で甘いものを大量に食べると、免疫力がさらに低下します。複合炭水化物やでんぷんはこの影響を受けません。
推奨摂取量
一般的に1日あたり約40g(約10小さじ)の糖分が目安です。野菜、果物、低脂肪乳、全粒穀物、豆類などの複合炭水化物から摂取するのが望ましく、消化が遅く満腹感が続きます。キャンディや炭酸飲料に含まれる単糖は栄養価が低いため、できるだけ控えましょう。
