小さなお子さんに耳薬を正しく投与する方法
耳の感染症の治療には、耳薬(点耳薬)が必要になることがあります。正しく投与すれば感染を抑え、再発を防げますが、動き回る子どもに対しては難しいこともあります。以下のポイントを押さえて、スムーズに投与できるようにしましょう。
投与手順
子どもに治療の目的を説明します。理解できる年齢なら、なぜ耳薬が必要かを話し、協力を促します。
膝の上に清潔なタオルを敷き、こぼれた滴が付着しないようにします。
子どもの頭を横向きにして膝の上に乗せます。小さな子どもはその姿勢で抱き、もう片方の手で頭を固定します。
耳薬の容器を数分間、脇の下や手のひらで温めます。温めた方が子どもにとって快適です。
ラベルに記載された適量を、スポイトで正確に取り出します。
耳の外側をやさしく後方に引っ張ります。これで耳道がまっすぐになり、薬が届きやすくなります。
スポイトを耳の入口に合わせ、1滴ずつ垂らします。空気が抜けるように、1滴ずつ落とすことがポイントです。
外耳を軽く押さえて薬が浸透しやすいようにし、ラベルに記載された時間(通常は数分)頭を横にしたまま静止させます。
これらの手順を踏めば、子どもが不安がることなく安全に耳薬を投与できます。状況に応じて優しく声をかけ、リラックスさせることも大切です。
