しゃっくりの止め方
しゃっくりは横隔膜の不随意収縮で、過食、アルコールの過剰摂取、ストレス、興奮、炭酸飲料などが主な原因です。多くは自然に止まりますが、48時間以上続く場合は基礎疾患が関与していることがあります。
薬物療法
医師は48時間以上続くしゃっくりに対して、バクロフェン、メトクロプラミド、クロルプロマジンなどを処方します。バクロフェンは筋弛緩剤、メトクロプラミドは制吐剤、クロルプロマジンは抗精神病薬です。
外科的・手技的処置
基礎疾患(脳卒中、腫瘍、多発性硬化症、脳炎、髄膜炎、頭部外傷など)が原因の場合、まずその診断と治療が必要です。また、バルビツール系薬剤、ステロイド、鎮静薬、アルコール依存、腎不全、糖尿病なども長期しゃっくりを引き起こすことがあります。
胃が膨満している場合は、鼻から胃までチューブを挿入し減圧することがあります。
横隔神経(膈神経)への刺激が慢性しゃっくりの原因となることがあるため、局所麻酔薬を注射して神経をブロックする方法があります。
てんかん治療で用いられる迷走神経刺激術(VNS)を応用し、胸部にデバイスを埋め込み迷走神経を刺激することで持続的なしゃっくりを止めることが報告されています。
代替医療
メイヨークリニックによると、催眠療法や鍼灸などの代替療法で症状が改善する例もあります。
自宅でできる対処法
軽度のしゃっくりには、冷水を一杯飲む、砂糖小さじ1杯を舐める、息を止める、紙袋で呼吸するなどの方法が有効です(メリーランド大学医療センター)。
