脱水症状
海水は主に塩分(塩)で構成されています。過剰な塩分は体内の水分を引き出し、脱水を招きます。日常の食事で摂取する塩は水分と共に体外へ排出されますが、海水をそのまま飲むと、十分な水分が補給できず、乾燥した皮膚やひどい喉の渇きが現れます。重症になるとめまい、頭痛、嘔吐、失神などの症状が出ます。
腎臓障害
腎臓は体内の老廃物を尿として排出する重要なフィルターです。尿を作るには水分が不可欠です。海水を長期間飲み続けると、水分不足により尿の色が濃くなり、腎臓が十分に機能しなくなります。結果として腎不全に至る危険性があります。
致死リスク
海水には多種多様な海洋生物の死骸や排泄物が混ざっており、病原菌や有害物質が含まれています。大量に塩分を摂取すると血液中の浸透圧が上昇し、体内の水分が急激に失われます。人間の体は約75%が水分で構成されており、15%以上の水分が失われると致命的です。したがって、海水を飲むことは重篤な病気や感染症、最悪の場合は死亡につながります。
※泳いでいる際に少量の海水を飲み込む程度は、意図的に大量に飲むほど危険ではありませんが、長時間・大量に摂取することは絶対に避けましょう。
