横紋筋溶解症(ラブドミオリシス)に関するよくある質問
横紋筋溶解は何が原因ですか?
筋繊維が損傷し、ミオグロビンや細胞成分が血中に放出されることで起こります。外傷や毒性反応が主な原因で、さまざまな要因が関与します。
- 激しい外傷、やけど、低体温症
- 薬物・アルコール乱用(「飲酒」効果)
- 長時間の寝たきり、けいれん、甲状腺疾患、筋疾患、ウイルス感染
- スタチンなどの処方薬(既知の副作用)
主な症状は何ですか?
症状は軽微で見過ごされがちですが、以下のような兆候があります。
- 尿の色が濃くなる(茶色や赤色)
- 筋肉の痛み、脱力、こわばり
- 全身の筋肉痛や圧痛
- 倦怠感、体重増加、けいれん
- 症状が全く現れない場合もあり、これは「無症候性」と呼ばれます。
どのように治療しますか?
原因と重症度に応じた個別治療が行われます。
- 原因物質の除去(例:アルコールの中止)
- 基礎疾患や筋肉疾患の治療
- 大量の点滴による水分補給でミオグロビンを腎臓から排出
- 腎機能の継続的モニタリングと薬剤調整のため入院管理
- 腎障害が重度の場合は透析療法
予後はどうですか?
早期に診断・治療すれば完全回復が期待できます。放置すると腎臓に永続的な障害や腎不全を招くことがあります。重症例で治療が遅れると、30〜40%の患者が急性腎不全を起こし、心筋梗塞や突然死のリスクが高まります。
