虫垂炎(盲腸炎)の概要と対策

概要

虫垂炎は、虫垂が炎症を起こす疾患で、外傷・閉塞・寄生虫・異物などが原因となります。炎症が進行すると虫垂壁が破裂し、腹腔内に細菌が拡散して重篤な感染症を引き起こす可能性があります。早期の診断と手術が生命を守る鍵です。

診断のポイント

CTや超音波検査で炎症を伴う虫垂が確認できれば診断が確定します。約15%の症例では画像所見が正常なため、白血球数の増加や身体診察での圧痛などが診断材料となります。

主な症状

典型的な症状は右下腹部の疼痛で、次第に全腹に広がります。食欲不振、悪心・嘔吐、発熱が伴うことが多く、稀に下痢や排尿障害が見られます。

治療と予防

虫垂炎が疑われたら、必ず虫垂切除術(虫垂摘出)を行います。手術は腹腔鏡下(小さなカメラと3つの小切開)で行うのが一般的ですが、虫垂が破裂している場合や合併症がある場合は開腹手術が選択されます。

術後の注意点

大半の患者は術後すぐに回復しますが、感染や腹壁炎症などの合併症が起こるリスクはあります。症状が悪化したり、発熱が続く場合は速やかに医師に相談してください。早期受診が合併症の予防につながります。

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