西ナイルウイルス感染の兆候と症状
西ナイルウイルスは、感染した鳥を吸血した蚊が人を刺すことで広がります。主に初秋から晩秋にかけて蚊の活動が活発になり、感染リスクが高まります。冬になると蚊は死滅し、感染リスクも低下します。
無症状
- 感染した約80%の人は症状が現れません(無症状感染)。症状が出るかどうかは事前に予測できません。
軽症状(西ナイル熱)
- 約20%の感染者は「西ナイル熱」と呼ばれる軽度の症状を呈します。発熱、頭痛、倦怠感、皮疹、吐き気、下痢、嘔吐、筋肉痛、リンパ節腫脹、食欲不振、喉の痛みなどが数日間続きます。インフルエンザに似た症状ですが、重症化の可能性もあるため、これらの症状が出たら医師の診察を受けることが重要です。
重症状(脳炎・髄膜炎・ポリオ様症状)
- ごく少数(約1%)の患者はウイルスが中枢神経系に侵入し、重篤な合併症を起こします。症状は数週間続くことがあり、頭痛、高熱、首のこり、意識混濁、錯乱、震え、けいれん、筋力低下、麻痺などが見られます。特に50歳以上の高齢者は重症化リスクが高く、早急な医療処置が必要です。
