壊血病(ビタミンC欠乏症)の治療と予防
症状
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壊血病はまれな疾患ですが、初期症状として倦怠感、全身のだるさ、脚の疼痛が現れます。歯茎の炎症(歯肉炎)や出血性皮下出血、皮膚のあざが見られることもあります。
ビタミンCはコラーゲン合成に不可欠で、血管や皮膚の結合組織を支えます。欠乏すると血管が脆くなり、皮下出血や血斑ができ、毛髪は折れやすくねじれることがあります。
免疫機能が低下するため感染症にかかりやすくなり、鉄の吸収不良が貧血を引き起こし、極度の疲労感や体調不良を招きます。コレステロール代謝の異常は血液検査でしか分かりません。
一般的に永久的な障害は残りませんが、歯肉炎が進行すると歯の喪失につながることがあります。
成人の治療法
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ビタミンCサプリメントの摂取が基本です。最初の1週間は1日あたり800〜1000 mgを服用し、その後は症状が改善するまで1日400 mgを継続します。多くの患者は初日の24時間以内に症状の改善を感じます。
小児の治療法
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子どもには1日150〜300 mgのビタミンCを1か月間与えます。その後はビタミンCを含む食品(柑橘類や野菜)を積極的に摂らせ、必要に応じてマルチビタミンで補います。フレッシュフルーツが嫌いな場合はオレンジジュースを利用すると良いでしょう。
予防
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壊血病の再発を防ぐには、1日あたりのビタミンC推奨摂取量を確保することが重要です。目安として野菜や果物を5皿程度摂取すれば十分です。年齢別の目安は以下の通りです。
- 乳幼児:15 mg/日
- 4〜8歳児:25 mg/日
- 9〜13歳児:45 mg/日
- 女子ティーン:65 mg/日
- 男子ティーン:75 mg/日
- 成人女性:75 mg/日
- 成人男性:90 mg/日
喫煙者や授乳中の母親は追加でビタミンCを摂取することが推奨されます。
