慢性副鼻腔炎の診断方法
慢性副鼻腔炎は風邪や上気道感染と症状が似ているため、診断が難しいことがあります。一次診療医が必要に応じて専門医の受診を勧めます。
診断の流れ
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診断基準の設定
- 完全な病歴の取得が重要です。家族に副鼻腔やアレルギー疾患の既往があるか確認します。
- 副鼻腔のX線撮影を行い、空気や液体の貯留を確認します。
- 医師は顔面を叩いて圧痛部位を探ります。慢性副鼻腔炎では特定部位に圧痛が認められます。
- 必要に応じてCTまたはMRIで副鼻腔の詳細を評価し、粘膜の肥厚や閉塞を確認します。
- 光源を当てて副鼻腔の光沢を観察します。感染がある場合は正常な光沢が失われます。
- 鼻内視鏡検査を実施します。細い柔軟チューブを鼻腔から挿入し、光ファイバーで粘膜状態を直接観察します。
- 鼻腔・副鼻腔培養を行い、細菌の同定と感受性を調べます。結果は数日かかります。
主な症状
- 上顎歯の痛み:副鼻腔の圧迫が顎神経に伝わり、歯痛様に感じます。
- 倦怠感:慢性炎症が全身の疲労感を引き起こすことがあります。
- 嗅覚・味覚の低下または喪失:副鼻腔炎患者の多くがこれらの感覚障害を訴えます。
- 無症状の潜在感染:深部副鼻腔に炎症がある場合、症状が出るまで数か月かかることがあります。
