単核球症(モノ)の症状と兆候

単核球症(通称モノ)は、主にエプスタイン・バーウイルス(EBV)によって引き起こされる感染症です。唾液を介して広がるため「キス病」とも呼ばれ、15〜17歳の若年層に多く見られます。米国では90%以上の人がEBVに感染していますが、症状が出るのはごく一部です。診断は白血球数やヘテロフィリン抗体の検査で行われます。

極度の疲労

最も一般的な症状は、異常なほどの倦怠感です。1日12〜16時間の睡眠が必要になることもあり、休養が回復の鍵となります。

喉の痛み

喉の痛みは軽度から激しいまで様々で、頸部のリンパ節や扁桃腺が腫れることがあります。抗生物質は効果がなく、むしろ症状を悪化させることがあるため、抗生物質投与前に溶連菌検査を受けることが推奨されます。

発疹

一部の患者は胸部中心にピンク色の発疹が出ます。特にアンピシリン系抗生物質(例:アモキシシリン)を使用した場合に起こりやすく、麻疹に似た外観です。

発熱

軽度から高熱まで幅があります。発熱は体がウイルスと闘っているサインですが、持続的に高熱が続く場合は医師の診察が必要です。

脾臓の腫大(稀)

極めて稀に脾臓が腫大し、破裂のリスクがあります。患者の0.1〜0.2%がこの症状を呈し、スポーツや腹部に圧力がかかる活動は避けるべきです。

症状が出たら早めに医療機関で検査を受け、十分な休養と適切な対処を行うことが回復への近道です。

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