高尿酸血症の自然療法

高尿酸血症の原因

体内には「プリン」と呼ばれる物質が存在します。プリンは細胞や一部の植物・動物性食品に自然に含まれ、細胞が自然に再生される際に分解されます。この分解過程で血中に尿酸が生成されます。通常、尿酸は血液中に溶け、腎臓を通じて尿として排泄されますが、食事中のプリン摂取が過剰だったり腎機能が低下していたりすると尿酸が過剰になり、結晶(尿酸結晶)を形成します。尿酸結晶が関節にたまると痛風の腫れや痛みが生じます。

フロリダ大学病理学部の研究(2004年6月『Clinical and Experimental Nephrology』)によると、尿酸結晶が腎臓に沈着すると尿路結石を形成し、腎臓の炎症・線維化・糸球体の喪失を招き、最悪の場合は腎不全に至ります。プリン含有量が高い食品は、アンチョビ、アスパラガス、サーディン、牛肉、鶏肉、カリフラワー、オートミール、カニ、キノコ、七面鳥、ほうれん草などです。

自然療法:チェリージュース

チェリーが好きなら、自然療法としてもおすすめです。米国農務省とカリフォルニア大学デービス校が共同で行った2003年6月『Journal of Nutrition』の研究では、タルトチェリージュースを毎朝2回分摂取した女性の血中尿酸が低下し、尿中の尿酸排泄が増加したことが報告されています。

また、ニューヨークのセントメリーズ大学とニコラススポーツ医学研究所が実施し、2009年5月『Medicine and Science in Sports and Exercise』に掲載された研究では、タルトチェリーに含まれるアントシアニンという抗酸化物質が炎症を抑制し、激しい運動後の筋肉損傷も軽減することが示されました。これらの結果から、チェリージュースは尿酸過剰による痛風や炎症の緩和に有効と考えられます。

実際の使用方法としては、純粋なタルトチェリージュースを1日1〜2杯(約300ml)を朝一番に飲むことを推奨します。2週間継続しても症状が改善しない場合は、医師の診断を受けてください。

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