患者が熱を出しているときに全身麻酔が使えないと言われるのは本当か?

熱がある患者への全身麻酔は可能か

「熱がある患者には全身麻酔は使えない」というのは誤解です。全身麻酔に使用できる体温の明確な上限は設けられていません。

発熱中でも手術に必要な全身麻酔は安全に行うことができます。ただし、麻酔科医は以下の点に留意します。

  • 熱の原因(感染症や炎症など)を把握し、手術や麻酔のリスクを評価する。
  • 血行動態や呼吸機能の変化に注意し、必要に応じて追加のモニタリングや薬剤調整を行う。
  • 術後の合併症予防のため、適切な抗生剤や体温管理を検討する。

このように、熱があること自体が麻酔禁忌になるわけではなく、患者の全身状態と発熱の背景を踏まえて最適な麻酔計画を立てることが重要です。

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