毛包と頭皮の感染症
頭皮は体のどこでも感染する可能性がありますが、特に毛包(毛根)に起こる感染症が多いです。毛包の感染は真菌、細菌、寄生虫など様々な原因で起こります。
原因
- 真菌、細菌、寄生虫が毛包に侵入し、感染症を引き起こす。
種類
- 石灰(ピエドラ): 真菌による代表的な感染症。黒石灰と白石灰の2種類があります。
- 毛包炎(フォリキュリティス): 細菌感染による毛包の炎症。
- デモデックス・フォルクリルム: 寄生虫が原因で、特に男性型脱毛症の方に多く見られます。
症状・影響
- 黒石灰・白石灰は毛髪を脆くし、抜けやすくなるほか、斑状の脱毛が起こることがあります。
- デモデックス感染はかゆみや炎症を伴います。
- 毛包炎は瘢痕化し、永久的な脱毛につながることがあります。
リスクが高い人
- 毛包炎は5〜10歳の子どもの約50%、成人の約75%に見られます。
- 黒石灰は南米や東南アジアで多く、白石灰はヨーロッパや米国南部で頻発します。
治療法
- ピエドラにはアゾール系やサリチル酸系の特別シャンプーが有効で、場合によっては髪を刈ることがあります。
- デモデックス感染はピロカルピンジェルで治療します。
