口腔カンジダ症(口内白苔)
口腔カンジダ症は、カンジダ・アルビカンスという真菌が口腔粘膜や舌に増殖して起こる酵母感染です。免疫力が低下した人に多く見られ、白い斑点や不快感を伴います。
リスク要因
- HIV/エイズ感染者や免疫抑制薬(ステロイド、抗生物質)を使用している人
- 化学療法中の患者、糖尿病患者、喫煙者
- 乳児(特に母乳育児中の赤ちゃん)
症状
- 口内や舌、頬、歯茎に白い斑点(苔状)やプラークが現れる
- 口の乾燥、発熱、味覚障害、嚥下困難
- まれに皮膚、肝臓、肺への二次感染が起こることもある(医学情報サイト MedicineNet)
診断
- 医師は視診でカンジダ症の兆候を確認できることが多い
- 必要に応じて口腔粘膜のスワブを採取し、培養検査で真菌の有無を確認する
治療
- 乳児の場合は自然に治癒することが多いが、母子ともに抗真菌薬(例:ミコナゾール)を使用することがある
- 成人・大児は抗真菌薬を錠剤、トローチ、シロップなどで2週間程度投与するのが一般的
予防
- 乳児の哺乳瓶やおしゃぶりは定期的に洗浄・滅菌する
- 大児・成人は歯磨きとフロスで口腔衛生を徹底し、糖分や酵母が多い食品の過剰摂取を控える
