ブドウ球菌感染症に罹ったときの対処法

ブドウ球菌(Staphylococcus)は皮膚感染の主な原因菌です。ほとんどの人は鼻や口の周辺に常在していますが、傷口や不潔な接触を通じて体内に侵入すると感染します。症状は軽い赤みや腫れから、膿がたまった痛みを伴う腫瘍まで様々です。免疫力が低下している人は血流に入ることで全身に重篤な感染を起こすことがあります。

予防

  • 菌は至る所にいるため、清潔が第一の防御策です。手や体をこまめに洗い、目・鼻・口などの粘膜に細菌が付着しないようにしましょう。傷ができたらすぐに洗浄し、清潔なガーゼで覆い、公共の表面に直接触れさせないことが重要です。また、ブドウ球菌感染者と物品を共有しないように注意してください。

治療

  • 感染が疑われたら早めに対処することで症状の悪化を防げます。温湿布や温めたタオルで患部を1回20分、1日3〜4回行うと腫れが軽減し、膿が排出しやすくなります。使用した布は必ず洗濯・乾燥させ、他の部位や他人に細菌が広がらないようにしましょう。痛みが強い場合はアスピリンや鎮痛剤を使用し、抗菌クリームや軟膏で患部を清潔に保ちます。患部のシェービングは避け、必要な場合は使い捨ての清潔なカミソリを使用してください。

合併症のリスク

  • 乳幼児、妊娠中・授乳中の母親、慢性疾患を抱える人、手術創やカテーテルなどで血液が外部にさらされやすい人は、重篤なブドウ球菌感染のリスクが高まります。菌が皮下から血流に入り全身に拡がると、膿瘍、毒性ショック症候群、嚢胞、食中毒、肺炎、心不全などさまざまな合併症を引き起こす可能性があります。日常的な清潔と体調管理が重要です。

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