抗生物質で治せる主な感染症一覧

抗生物質は、細菌が原因の感染症に対して使用される薬です。細菌を直接殺すか、増殖を抑えることで効果を発揮します。

代表的な細菌感染症

1. 肺炎

細菌性肺炎は、肺に炎症が起きる疾患です。抗生物質は細菌性肺炎の治療に用いられます。

2. 百日咳

ボルデテラ・ペルツシスという細菌が原因の呼吸器感染症です。特に幼児や乳児に対して抗生物質が投与されます。

3. 結核(TB)

主に肺に感染する結核は、長期間(数か月)にわたる抗生物質治療が必要です。

4. 髄膜炎

脳や脊髄を覆う膜と脳脊髄液の感染症です。細菌性髄膜炎は早期に抗生物質で治療しないと重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。

5. 淋菌・クラミジア感染症

性行為で感染する細菌性の性感染症です。抗生物質で効果的に治療できます。

6. 中耳炎

小児に多い細菌性の中耳炎は、耳の痛み・発熱・難聴を伴います。抗生物質が処方されることが一般的です。

7. 副鼻腔炎

副鼻腔の細菌感染で起こる炎症です。細菌性の場合は抗生物質で治療します。

8. 尿路感染症(UTI)

膀胱・腎臓・尿道など尿路全体の感染症です。細菌性のものは抗生物質で対処します。

なお、抗生物質はウイルス感染(風邪やインフルエンザなど)には効果がありません。また、細菌が抗生物質に対して耐性を獲得すると治療が困難になるため、医師の処方に従い、用量・服用期間を守って使用することが重要です。

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