下痢を和らげる食事法

はじめに

下痢は過敏性腸症候群(IBS)やクローン病、薬の副作用、食生活の乱れ、ホルモン変化、風邪やインフルエンザなどさまざまな原因で起こります。多くの場合、下痢になると「食事をやめて水分だけにしよう」と考えがちですが、実は適切な食べ物を摂ることで腸の働きを落ち着かせ、回復を早めることができます。


下痢を和らげるおすすめの食べ物

  1. 1. リンゴソースを食べる

    リンゴソースに含まれる水溶性食物繊維のペクチンは腸内の水分を吸収し、下痢を抑える効果があります。生のリンゴは繊維が多く消化が大変なので、加熱して作ったリンゴソースを選びましょう。

  2. 2. ドライブルーベリー

    ドライブルーベリーは抗炎症・抗菌作用があり、抗酸化物質も豊富です。ペクチンも含むため、直接食べても、細かく砕いて10分ほど煮出してお茶にしても効果的です。

  3. 3. バナナ

    バナナは胃に優しい甘味食で、ペクチンとイヌリンというプレバイオティクス繊維を含みます。さらにカリウムが豊富で、下痢で失われがちな電解質を補給できます。

  4. 4. ナツメグを少量加える

    ナツメグは腸の蠕動(ぜんどう)をやや抑制し、食べ物の通過速度を遅くすることで下痢を緩和します。料理にほんの少しだけ振りかけて使用してください。

  5. 5. 透明なジュースを飲む

    リンゴ、梨、桃などの透明ジュースは水分とエネルギー源の糖を供給します。柑橘系ジュースは酸が強く胃腸を刺激しやすいため避けましょう。

  6. 6. 白米・白パン・マッシュポテト

    デンプン質が多く繊維が少ないこれらの食品は消化が楽です。バターやグレイビーなどの高脂肪トッピングは控え、シンプルに調理してください。

  7. 7. クラッカー

    精製小麦のクラッカーは全粒粉に比べて消化が容易で、失われたナトリウムの補給にも役立ちます。

  8. 8. ハーブティー

    ペパーミント、カモミール、ジンジャーティーは胃腸を鎮め、同時に水分補給もできます。

  9. 9. 十分な水分摂取

    1日あたり約3リットル(約3クォート)の透明な液体を目安に、浄水・ミネラルウォーター、電解質入りドリンク、ハーブティーなどでこまめに補給しましょう。

  10. 10. 避けるべき食品

    下痢があるときは、チョコレート、カフェイン、アルコール、辛いもの、脂っこい揚げ物、酸性の強い食品、生野菜や果物、豆類、玄米、乳製品、クッキーやケーキなどの空腹カロリー食品を控えてください。

  11. 11. 医師の診察を受けるタイミング

    下痢が数日以上続く、または水分がまったく取れない場合は脱水症状の危険があります。早めに医師の診察を受けましょう。

過敏性腸症候群 - 関連記事