腹水の除去と対策
必要なもの
- 医師の診察
手順
腹水が疑われる場合は、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。3日間連続で1日あたり2〜3ポンド(約0.9〜1.4kg)の体重増加があると、腹水の可能性があります。息切れ、膨満感、腹痛、少量の食事で満腹感が続くなどの症状も記録してください。
各種検査を受ける準備をしてください。肝臓疾患や心不全・腎不全などの基礎疾患がまだ分かっていない場合、医師は体重増加と体液貯留の原因を探ります。腹部の超音波検査やCTスキャンで診断が行われます。
原因が特定できない場合は穿刺検査(パラセンテシス)を受けます。針で10 mL未満の腹水を採取し、感染や癌の有無、原因を検査します。基礎疾患が明らかになると、腹水の管理がしやすくなります。
医師の指示に従い、スピロノラクトンやフロセミドなどの利尿剤を服用します。利尿剤は腎臓からナトリウムと水分を排出させますが、塩分摂取の管理が不可欠です。1日あたり1,500〜2,000 mgの塩分制限が推奨されます。
毎日体重を測定し変化を記録します。定期的に医師のフォローアップを受け、利尿剤と食塩制限だけで改善しない場合は、治療的穿刺や経頸静脈肝内門脈シャント(TIPS)設置、最終的には肝移植が検討されます。
再発防止のため、退院後の指示を守り続けます。塩分・アルコール・NSAIDsの制限、利尿剤の継続服用が重要です。
腹水は基礎疾患の症状であるため、根本的な治療と生活習慣の管理が再発防止の鍵です。
