体内でむくみが起こる原因と対策
むくみが気になるから水分を控えようと考えるかもしれませんが、実は逆に水分補給を続けることが大切です。脱水状態になると体は水分を溜め込もうとし、むくみは悪化します。むくみの主な原因は、塩分の過剰摂取、ホルモンバランスの変化、薬剤や体内にたまった老廃物、そして月経前症候群(PMS)や血行不良、うっ血性心不全(CHF)などがあります。
月経前症候群(PMS)
- ホルモンの変化が体内の水分バランスを崩し、むくみを引き起こします。
対策としては、毎日の適度な運動と塩分控えめの食事が有効です。アルコールやカフェインは控えめにし、果物、野菜、全粒穀物、ナッツ、種子類を多く摂りましょう。
うっ血性心不全(CHF)
- 心臓のポンプ機能が低下すると、血液が体内に滞留しやすくなり、むくみが生じます。心筋梗塞や冠動脈疾患、高血圧の既往がある人は特に注意が必要です。アルコールの過剰摂取を控え、禁煙し、脂質と塩分を減らした食事、体重管理、高血圧の適切な治療、甲状腺機能のチェックを行いましょう。
- CHFの症状は、左心不全と右心不全で異なります。左側の症状は、軽い運動や就寝中の息切れ、喘鳴、咳が続くことです。右側の症状は、倦怠感、食欲不振でも体重増加、足首や足、脚のむくみです。
血行不良
- むくみが足や足首、脚に限局している場合、下肢の静脈循環が悪くなっている可能性があります。軽い運動やストレッチで血流を促進しましょう。妊娠中の安静や手術後のベッドレストでも血行不良が起こりやすく、医師の許可があれば圧迫ストッキングを使用すると効果的です。圧迫ストッキングは、血栓の予防にも役立ちます。
むくみの予防と改善には、適切な水分摂取とともに、原因に応じた生活習慣の見直しが重要です。症状が続く場合は医師に相談し、適切な診断と治療を受けましょう。
