咽頭異物感(グローバス)とめまい
グローバス(咽頭異物感)の身体的原因
「喉に何かが詰まっている」感覚として知られるグローバスは、通常痛みは伴わないものの、嚥下や会話がしにくくなります。主な身体的原因は、逆流性咽頭炎や食道の環状筋(咽頭筋)の痙攣などです。がん性腫瘍が原因になることは稀で、同様の症状はほとんど見られません。
グローバスの心理的原因
身体的な異常が見つからない場合、ストレスやパニック発作による心理的要因が疑われます。特にめまいと同時に現れる場合、ヒステリック神経症の一症状と考えられ、持続的なストレスが除去されると自然に症状が軽減します。
グローバスの治療法
身体的原因がある場合は、胃食道逆流の改善や筋弛緩薬、温かい飲み物の摂取が有効です。閉塞が認められる場合は外科的除去が行われます。心理的要因に対しては、バイオフィードバックや瞑想といったリラクゼーション法が症状緩和に役立ちます。
めまい(ヴァーティゴ)の身体的原因
慢性的なめまいは、内耳の細菌感染やメニエール病などが主な原因です。脳への血流不足や飛行機・船の揺れによるものもあり、耳鳴りや頭痛、片頭痛を伴うことが多いです。
めまいの心理的原因
ストレスやパニック発作、ヒステリーがめまいを誘発することがあります。高所恐怖症(アクロフォビア)や広場恐怖症(アゴラフォビア)などの慢性不安障害も重度のめまいを引き起こします。
めまいの治療法
市販の抗ヒスタミン薬(ジメンジンやベナドリル)やジンジャーティーなどのハーブが吐き気を伴うめまいに効果的です。手首に装着する加圧バンドは旅行者に人気ですが、科学的根拠は不十分です。内耳のバランス調整や神経遮断手術が必要なケースもあります。
