プロクトシグモイド鏡検査と大腸内視鏡検査の違い
概要
プロクトシグモイド鏡検査(S状結腸鏡検査)と大腸内視鏡検査は、内視鏡を用いて大腸を観察する侵襲的な検査です。検査対象範囲や使用機器に違いがありますが、目的は共通しています。
対象部位
プロクトシグモイド鏡検査は、直腸からS状結腸(下部大腸)までを観察します。一方、大腸内視鏡検査は、直腸から盲腸・結腸全体まで、全長を確認します。
使用機器
どちらも内視鏡を肛門から挿入しますが、形状が異なります。大腸内視鏡は"コロノスコープ"、プロクトシグモイド鏡検査は"シグモイドスコープ"と呼ばれる専用の細長いカメラです。
検査目的
主な目的は、早期がんの発見、異常な腸機能の原因究明、症状の評価です。プロクトシグモイド鏡検査は下部大腸に限って評価しますが、全体の評価は大腸内視鏡が行います。
ポリープ除去
過形成組織(ポリープ)は、シグモイドスコープでS状結腸から、コロノスコープで大腸全体から切除可能です。
呼称
プロクトシグモイド鏡検査は、一般に"シグモイド鏡検査"とも呼ばれます。
