記憶喪失と混乱のサインと症状

記憶喪失や混乱は知能の低下を示すものではありません。Mayo Clinicによると、注意力や知識、自己認識は変わらないとされています。記憶が失われると、個人的な体験や事実などの情報を思い出すのが困難になります。

記憶喪失

短期記憶喪失

直近で学んだ情報や、数分前・数秒前に起きた出来事を思い出せなくなることがあります。たとえば、会話の最中に言いたいことを忘れたり、眼鏡や車の駐車場所を思い出せなくなることがあります。

長期記憶喪失

幼少期の遠い記憶など、過去の出来事を思い出せなくなることがあります。

重度の記憶喪失(健忘症)

健忘症は脳の記憶処理機能が損なわれる深刻な状態で、短期・長期の両方の記憶に影響します。主な症状は、新しい情報を学習できないことや、過去の情報を思い出せない「逆行性健忘」です。さらに、虚偽の記憶が生じたり、けいれんなどの運動障害が現れることがあります。

混乱(コンフュージョン)

混乱の兆候は突然現れることもあれば徐々に進行することもあります。思考が明瞭に整理できず、判断が困難になるほか、場所や人物が認識できなくなることがあります。また、時間や日付が分からなくなるなどの方向感覚の喪失も見られます。

混乱はうつ病や熱中症、脳震盪、アルツハイマー病・認知症など様々な医学的状態が原因となります。その他、外傷、一酸化炭素中毒、発熱、薬物使用や薬剤副作用、アルコール・薬物乱用も混乱を引き起こす要因です。

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