下腹部痛を伴う便秘
診断基準
米国国立衛生研究所によると、週に3回未満の排便は便秘とみなされます。便は乾燥して小さく、硬いことが多く、排出に力む必要があります。
原因
下腹部痛を伴う便秘の主な原因は過敏性腸症候群、食物繊維不足、ガスの溜まりです。まれに、鉛中毒や虫垂炎などの重篤な疾患が背景にあることもあります。
治療法
治療は原因に応じて異なります。便を柔らかくする薬(便軟化剤)は即効性があり、下腹部痛には市販の鎮痛剤や膨満感を抑える薬が有効です。
合併症
長期間の便秘は糞便嵌頓、直腸脱、痔核などを引き起こす恐れがあります。下腹部痛が続くと生活の質や仕事の生産性が低下します。
注意点
便秘と下腹部痛が突然激しくなり、嘔吐や血便を伴う場合は、大腸がんや腸閉塞などの危険な状態が考えられます。速やかに医療機関を受診してください。
