椎弓切除術後に期待できること
椎弓切除術とは
椎弓切除術(ラミネクトミー)は、脊髄管を覆う硬い骨板(椎弓)を外科的に除去する手術で、減圧手術とも呼ばれます。主に脊柱管狭窄症と診断された患者に実施され、椎間板ヘルニアの修復手術と同時に行われることもあります。椎弓を除去することで脊柱管の空間が広がり、神経への圧迫が軽減されます。術後の回復には通常6〜12週間を要します。
入院期間
椎弓切除術は多くの場合、日帰り手術として行われ、入院は不要です。ただし、椎間板ヘルニアの修復と同時に実施する場合は、1〜3日の入院が必要となります。
理学療法
術後、医師から理学療法を指示されることがあります。理学療法士の指導の下でクリニックで行う方法と、医師が提供する書面指示に従って自宅で自己管理する方法があります。
日常活動
椎弓切除術後は、歩行や軽い動作での可動性回復が重要ですが、過度の負荷は治癒を遅らせます。医師は活動制限を指示し、新聞程度の重さのものを持ち上げることは、術後4〜6週間は避けるよう勧めます。
可動性
歩行、前屈、しゃがみなどの日常的な動作も医師の指示で制限されることがあります。術後最初の1週間は、座位は15分を超えないようにすることが推奨されます。
回復期間
完全な回復は個人差があり、6〜12週間かかります。復職のタイミングは、患者の職種や回復状況に応じて医師が判断します。
