結核検査を受けるべき理由
結核(TB)は主に肺を侵す感染性細菌疾患ですが、腎臓・脊椎・脳など他の臓器にも波及します。米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、かつては死亡原因のトップでしたが、現在はほとんどのケースで治癒可能です。早期治療が重要なため、感染リスクが高い人は検査を受けることが推奨されています。
結核に曝露された場合
- 結核患者、または結核が疑われる人と長時間接触した場合は検査が必要です。活動性結核は密接な接触者に感染しやすいとCDCは指摘しています。
免疫力が低下している場合
- HIV感染、がん、糖尿病、重度の腎疾患、極端な低体重など、免疫機能を損なう状態にある方は検査が推奨されます。免疫低下は感染後に活動性結核へ進行するリスクを高めます。
- 免疫が弱い子どもや高齢者も同様に検査対象です。
結核の症状がある場合
- 咳が3週間以上続く、胸痛、血痰や痰、倦怠感、体重減少、食欲不振、寒気、発熱、夜間の発汗などの症状が見られる場合は、速やかに検査を受けて治療を開始すべきです。
出身国や居住地域
- 米国で結核患者の半数以上が外国出身です。ラテンアメリカ、カリブ海、アフリカ、アジア、東欧など結核罹患率が高い地域出身者は、医師に相談し検査を受けることが重要です。
生活・労働環境
- ホームレスシェルター、刑務所、拘置所、農業労働キャンプ、医療施設などで生活・勤務している人は感染リスクが高まります。これらの環境にいる人は検査対象となります。
薬物・アルコール依存
- 薬物やアルコール乱用は免疫機能を低下させ、結核罹患リスクを上昇させます。依存症のある方は検査を受けることが推奨されます。
