トレッドミル負荷試験の実施手順と管理方法
概要
トレッドミル負荷試験(ストレステスト)は、冠動脈疾患の症状やリスクがある患者に対し、医師の指示で実施されます。運動中の血圧や不整脈、心電図(EKG)を測定し、心臓の機能を評価します。正確な結果を得るためには、適切な手順でテストを行うことが重要です。
必要なもの
- 心電図リード(EKGリード)
- トレッドミル
- 医師の指示書
手順
患者の準備
患者を運動エリアに案内し、安静時の心拍数と血圧を測定した後、トレッドミルに乗せます。
心電図リードの装着
粘着電極のカバーを剥がし、12リード心電図(実際は10接続)を胸部・心臓周囲に装着します。AVF、AVR、AVL、V1〜V6、I などのリードを正しい位置に配置し、心電図波形を正確に記録できるようにします。
モニタリング項目の設定
医師が指定した3つのリードをトレッドミルモニタに表示させ、リアルタイムで観察できるように設定します。
トレッドミルの設定
ウォームアップモードを選択し、速度と傾斜が3分ごとに変化するようにプログラムします。施設のトレッドミルが事前にブルースプロトコル(Bruce法)に設定されている場合はそれを使用し、各ステージを3分、合計9分間実施します。
血圧測定
各ステージの2分目に血圧を測定し、異常があれば再測定を行います。
テスト終了と評価
9分間の運動が終了したらテストを停止し、患者を座らせて最終的な血圧と心拍数を測定します。
