ペースメーカーやICD植込み後の凍結肩と効果的なストレッチ法
ペースメーカーや植込み型除細動装置(ICD)は、心筋梗塞などの心臓イベント後に命を救う重要な医療機器ですが、植込み手術後に「凍結肩(フローズンショルダー)」と呼ばれる肩関節の硬直が起こることがあります。凍結肩は関節可動域が狭くなり、日常生活に支障をきたすため、適切なストレッチやリハビリテーションが必要です。
前後ストレッチ
肩関節の可動域を広げ、凍結肩の症状緩和を目的とした基本的なエクササイズです。ワシントン大学スポーツ医学部の推奨に従い、1日1回、必要に応じて追加で行いましょう。
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オーバーヘッドストレッチ(前方):立っているか椅子に座った状態で、両手を前で組み、肘は伸ばしたままにします。腕を頭上へ円弧を描くように持ち上げ、軽い伸び感を感じたところで止めます。10〜15秒間キープし、2〜3回繰り返します。
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オーバーヘッドストレッチ(後方):同様に手を背中で組み、腕を上方へ伸ばすようにして、別の角度から肩を伸ばします。これも10〜15秒保持し、2〜3回行います。
側方ストレッチ
肩を横方向に伸ばすことで、さらに関節の可動域を広げます。
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クロスボディストレッチ:痛みのある側の腕を胸の前で横切らせ、もう一方の手で肘を抱えるようにして腕を体に近づけます。10〜15秒保持し、左右交互に2〜3回繰り返します。
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壁を使った側方ストレッチ:壁に向かって立ち、両腕を肩の高さで横に広げます。胸と腕を壁に押し付けたまま、体幹をゆっくりと痛み側の反対方向へ回転させます。肩と胸に強い伸び感が得られます。10〜15秒保持し、2〜3回行います。
これらのエクササイズは、凍結肩の改善だけでなく、ペースメーカーやICDの植込み後に生じる肩の不快感を軽減するのに有効です。無理をせず、痛みが増す場合は医師や理学療法士に相談してください。
