肝臓移植リストに載るタイミングは?
肝臓移植リストに載るべき時期
肝臓が最終的に機能不全に陥ることが明らかになったら、リストに登録すべきです。この判断は医師が個別に行います。肝臓の機能不全が予測された時点で、長い待機期間があるため、症状がまだ完全に重くなくてもリストに載せることが推奨されます。
一般的に、以下の診断が下された場合にリスト登録が勧められます。
- 進行性肝硬変
- 自己免疫性肝疾患
- 胆道閉鎖症
- 肝細胞がん
- 肝不全
リスト登録までの手順
リストに名前を載せる前に、いくつかの条件を満たす必要があります。主な流れは以下の通りです。
- 高度な肝疾患と診断され、必要な検査・評価を受ける。
- 手術費用や術後治療費を支払えることを証明する。
- 薬物・アルコールの使用を中止し、処方薬を遵守する。
- 必要に応じてリハビリテーションを受ける。
以下の状態があると移植が拒否されることがあります。
- アルコールや薬物依存
- 他臓器のがん
- 重度の心肺疾患
- 移植成功を妨げる重篤な感染症
- 脳浮腫を伴う重度の肝不全
- 一部の施設ではHIV感染者を対象外とする場合があります。
その他の考慮点
移植適格と判断された場合、医師とともに米国臓器共有ネットワーク(UNOS)に登録を依頼します。体格・血液型・病状の重症度がマッチングに影響し、最も重症の患者が優先されます。マッチングは体格、ABO血液型、緊急度、MELDスコアなどを基にコンピュータが点数化し、公平に臓器が配分されます。
全国待機リストに正式に登録されるには、以下が必要です。
- 移植実施病院を確保
- 保険やその他の財源で費用支払いが保証されていること
- 適格性評価を受け、医師からの紹介状を取得
