概要

失神と発作はどちらも意識が一時的に途切れる点で似ていますが、実際には全く異なる状態です。失神は血流や血糖の変化などで起こる一過性の意識消失、発作は脳の異常な電気活動が原因で起こる身体的な症状です。

原因

  • 失神の主な原因

    急激な血圧低下、低血糖、強い感情的ストレスなどが挙げられます。

  • 発作の主な原因

    てんかん、脳腫瘍、認知症といった疾患や、高熱・薬物の影響など、一時的な要因でも起こります。

症状

  • 失神

    意識が完全に失われ、筋緊張が低下し、顔色が蒼白になります。

  • 発作

    脳の部位により症状は多様です。筋肉のけいれんや収縮、視覚異常、口の中が苦くなる感覚などが突然現れます。

医療機関への連絡が必要な時

  • 失神の場合

    通常は数秒で回復しますが、転倒や外傷がある、妊娠・糖尿病などの基礎疾患がある場合は医師に相談してください。

  • 発作の場合

    初めての発作や、長時間続く発作、意識回復が遅い場合は速やかに医師へ連絡しましょう。

自宅での対処法

  • 失神の予防・対処

    失神が頻繁に起こる場合は、医師の指示に従い、立ち上がるときはゆっくり動く、脱水や低血糖を防ぐなどの対策を取ります。

  • 発作の応急処置

    発作は自然に止まることが多いですが、患者が怪我をしないように周囲の危険物を取り除き、頭部を保護します。舌をかむような危険な行為は避けてください。